日々のひとりごと41−4 ーthe Blending of script and breakー

text4:今や「生涯活躍のまち」構想は多世代交流エリアを構築することに


text2にあるように今や「生涯活躍のまち」構想は、日本版CCRCという名称はなく、多世代が活躍するいわゆる多世代交流エリアの構築へと変化しています。それだけ、日本では地方への移住が難しいのでしょう。これはそういった民族なのかもしれません。私見ですが、元々日本は島国でしかもよく比較される英国とも異なります。さらに山岳地が多く文化は本来独立されています。大きな理由がある以外に地方から地方への動きは少ないのではないかと思います。そのうえで東京一極集中化。その傾向には若年層の女性の流入が多く出生率が低くなっているという、こういった歴史は女性の移住を抑制することが考えられます。また、日本版CCRCは年金で暮らせるような設定といいますが、持ち家文化も影響していると思います。結婚して第一子小学校前に戸建てあるいはマンションを購入するケースが多いと思いますが、だいたい35年ローンかと。そうすると、50代ではまだローンがあるか、返済が順調で前倒しで終わっているかもしれませんが、完済していないのに・・・あるいは完済して間もないのにマイホームを手放してまでそういった施設に入ろうとするのかどうか。日本のリタイアメントコミュニティは50歳以上という制限をしていますが、おそらくよほど心とポケットマネーに余裕が無いと難しいと思います。

 今昔1馬力で比較すると収入面は低下しているが2馬力で考えるとどうなのか、どういった弊害があるのか、そして趣味嗜好や価値観が変わってきているこの先高齢化する世代がどう評価するかは未知数ですが、少子高齢化、持続可能な社会に対する注目度、健康志向〜人生100年時代によるセルフメディケーションへの流れは当面続くことを考えると、このCCRCあるいは多世代交流エリアの創造は日本にとって新しいコミュニティのあり方を提起することになるはずです。ローカルズナレッジでは、多世代交流エリアへの模索を続けたいと思います。

♧(参考資料)

ローカルズナレッジ(NPO)「日本版CCRC事業に対する所見」プレゼンテーション資料より

以下、参考文献

法政大学大学院政策創造研究科教授 高尾真紀子氏「日本版CCRCの課題と可能性」論文
マイナビミドルシニア「ミドルシニアマガジン」
内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局/野村総合研究所「生涯活躍のまちに関する取組事例集
三菱総合研究所「プラチナ社会研究会」HP「日本版CCRCによるまちづくり」
首相官邸「生涯活躍のまち構想(最終報告)」
ライフルホームズ「ライフル介護」
ネットワーク21「ケア資格ナビ」
センチュリー21HP
NPO法人高齢者健康コミュニティHP
SUUMOジャーナル
事業構想大学院大学「事業構想PROJECT DESIGN ONLINE」

ローカルの間

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