日々のひとりごと59ー1

text1:都市地理学にある「城」を起源としたまちづくりにフォーカスする(1)


本屋で「江戸五百藩」「2021最新日本の城100」という興味深い二冊を見つけ、購入しました。

日本の歴史で何かと話題にしやすく、大河ドラマなどてよく取り上げられるといえば、戦国時代(室町時代末期〜安土桃山時代)と江戸時代末期、大政奉還~明治維新でしょうか。共に乱世であり、下剋上を果たした魅力的なスーパーヒーローが活躍し世の中を変えた…という、みていて気持ちの良いストーリーが成り立つからでしょうか。しかし、実際はそこにフォーカスしすぎずに、その前後をみると日本という国らしさが理解できると私は感じます。そういった乱世は、身分など関係無しに活躍できる場や土壌があることは間違いないので、希望が持てるのかもしれませんが、それは大きな歴史の中では単なる一要素で常に下剋上が起こることは無いと感じてしまいます。日経の記事で、”一億総中流”はもはや過去のものだ、と。明治維新では西郷隆盛らが独創性を発揮した。途中から集団の論理を重んじる風潮が強まり、国家のかじ取りを誤り戦争の「転落の歴史」をたどったと指摘する・・・これは組織優先の文化だからだ・・・”といった文脈がありました。これまた面白い文脈です。

 元々日本の成り立ちは、天皇家、豪族、公家そして仏教がポイントとなっており、荘園制度が大きな舞台かな、と。そのうち武士がうまれ、平安時代の平家や源氏、鎌倉時代から室町~安土桃山~江戸時代と政権を握っていくわけですが、源氏はもちろん平家も天皇家とのつながりがあっての流れでもあるのかなと思います。トップ取るにはそういった関係性が大きなファクターで、これは明治維新の後も同じで、先ほどの”一時的に西郷隆盛らが独創性を発揮”しながらも結局、落ち着くと一定の上流階層が権力を握り始めるということなのでしょう。・・・しかし、徳川家康が源氏の後裔という説がありますが、一説では源氏改姓問題という興味深い論文があります。だから、戦国時代(の流れである江戸時代まで)は面白いのでしょう。


◆中央公論新社/「江戸五百藩」
https://www.chuko.co.jp/zenshu/2020/11/800135.html


◆晋遊舎/「2021最新日本の城100」
https://www.shinyusha.co.jp/media/shiro2021/


◆日経/「一億総中流」もはや過去 成長と安全網、両輪でパクスなき世界 繰り返さぬために(4)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL031FV0T00C21A4000000/


◆徳川家康の源氏改姓問題/笠谷和比古著


【今日のめし】

嘉文大曽根さん

本社が名古屋で、バブル期に立ち上がった会社です。日本の失われた30年と共に歩み続けたわけで、成功している背景には優れた経営方針があるのでしょう、素晴らしいですね。こちらのお店は、立地条件に合わせたサービスを展開している優れたお店です。ひとり席の充実からメニューへの工夫・・・通常では中途半端なおやつの時間帯(15時~17時)を居酒屋の視点で“モーニング”というメニュー化・・・など、企業努力の証がたくさんみられます。ところでコロナ禍の影響も、この時間帯に出ているようなので個人個人が細心の注意を払う必要があります。

ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。