日々のひとりごと59ー4

text4:都市地理学にある「城」を起源としたまちづくりにフォーカスする(4)


最終原稿は、実際の地域情報誌をご覧いただくとして、初校で提示したセンテンスを紹介していきます。まちづくりにはこういったルーツがあり、そして中世までは、戦がありきということ。それをベースとして文化が生まれていくということ。今は昔とつながっているということが伝わると幸いです。

・戦国時代から令和まで駆け抜けてきた城下町

小牧山よりシンボルロードを東へ進むと、趣きあるいくつもの寺院にたどり着きます。これら寺院は、永禄6年(1563年)織田信長による小牧山城の築城をきっかけに、小牧山の東の池へ「小牧神明社」が勧請され、永禄12年(1569年)には「西林寺」や、天正年間(1570年代)「玉林寺」が創建されました。築城するにあたっては、武士だけでなく商工業者をも移住させる、という当時としては画期的な動きで、その結果小牧山の南麓は小牧宿が誕生するほどの城下町として栄えていきました。その後、江戸時代初代尾張藩主徳川義直が小牧御殿や代官所を、小牧市指定有形民俗文化財として現在も保存されている「岸田家」付近に置いたことにより、宿場町は移転。その目の前にある“上街道”は、参勤交代で使われたことで、周辺は発展していきました。このように小牧市のまちづくりのルーツは城下町を起源としており、公共施設を建設するなど近代以後のまちづくりも近世以前の構造に規定しているのです。

・「子育て」も「学び」も「遊び」もここで完結!?

小牧駅前周辺は「学び」や「遊び」が体感できる施設が充実しており、子育て家族にとって注目すべきエリアへと変貌しています。なかでも「こまきこども未来館」は、先進的なデジタル技術やアスレチック施設など多彩な遊具でお子さんの五感を鍛え、探究心・好奇心が連想するよう、たのしみながら学べる“わくわく”体験が享受できます。 その「こまきこども未来館」と「小牧市中央図書館」は2021年3月にオープンをし、小牧駅とペデストリアンデッキでつながっています。その途中に「イベントスペース(歩専1号線)」が設けられ、市民のためのイベントスペースとして利用できるようになります。このように小牧駅前は、一体で幅広く楽しめるようになっています。


◆人文地理学概論・社会の地理学・都市の地理学/小原丈明著(法政大学)

◆小牧市HP
http://www.city.komaki.aichi.jp/

ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。