日々のひとりごと65ー2

text2:荘園についてまとめる(2)“いよいよ武士の時代へ。武士が権力を持つ一つの要素が荘園制度だった”


その後、貴族や寺院は、租税の免除や不⼊の権を拡張し優遇を重ねていく。さらに不輸の特権を持つことで税優遇されたことにより農⺠の持つ⼟地を買い取ったり、寄進を受けたりして集積していった。その結果、⼗世紀以降は寄進地型荘園となる。貴族らが荘園拡⼤をしていくとともに、国衙との抗争が激化し専⾨的な兵⼠を抱えて防衛と攻撃をおこなわせた。そして、朝廷や摂関家の宿直・警衛の任にあたった武⼠がのちに政権を握るようになり鎌倉時代源頼朝では、国衙の在庁官⼈の有⼒者を守護・地頭に任命することで荘園の⽀配をかためていった。この時代は、将軍に直属する従者を私領をもつ開発領主から成る御家⼈とし、「御恩」と「奉公」の封建関係を築いたが、これも荘園が基盤としていたことによるものである。鎌倉末期ではこの地頭が⽀配を拡⼤していくが、その背景には農業の集約化に伴い、中⼩名主による請負耕作が盛んになり、その⽀配を対象にしたことが⼤きい。

室町時代では農業の発達と商⼯業の勃興による農⺠の地位向上によって、中⼩名主を中⼼に惣村の結合を強め⼟⼀揆をしばしば起こし、応仁の乱によりこれまでの荘園は変化していった。戦国時代では各地⽅の有⼒な⼤名が、群⼩の⼟豪を征服するに従い、封建関係を結んだ。


◆日本史概説/豊田武(法政大学)

◆概論 日本歴史/佐々木潤之介・佐藤信・中島三千男・藤田覚・外園豊基・渡辺隆喜(編)



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ローカルの間

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