日々のひとりごと66ー3

text3:幕藩体制についてまとめる(3)“幕藩体制による統治”


諸⼤名へは、さらに「武家諸法度」を改定し参勤交代や江⼾屋敷で⽣活させるなど⼤きな負担をさせながらも主従関係構築を⾏い、⼤名統制を図った。そして、これまでの兵農分離はさらに進化し、将軍が武⼠を⽀配階級とし、武⼠は農⺠・商⼈などの庶⺠階級を⽀配し、これを⼠農⼯商という⾝分層に区分した。この外では、官位⾨閥として⾼い位の公家(天皇・その⼀族・朝⾂)や僧侶・神官は教育階級として平⺠の上に位したが実⼒はなかった。四⺠の下にはさらに賎⺠が置かれるなど封建的な⾝分制がこの構造の特徴の⼀つといえる。兵農分離の過程では、武⼠や⼤名は城下町に集住し、その需要を⽬指して商⼈や職⼈、僧侶や遊⼥などが密集していったが、村落の村⺠は独⽴⾃営の本百姓を中⼼とした。ここでも封建制度があり、村役⼈(名主・庄屋・組頭・百姓代)が秩序維持と貢租の完納の管理のために統治をした。こうして都市や村落にも封建制度をつくりながら、検地によって領地を確定させたことで、⽯⾼を年貢徴収などの基準とした。幕府や藩は年貢を徴収することで財政運営を⾏ない、幕府の統制を離れることのないように統治した政治体制を17世期後半に確⽴したのだった。

・・・という主従関係を確立したのが、徳川政権であり、武士の時代の総まとめでもあるわけですが、この幕藩体制こそが現代の日本の基礎になったような気がします。政治も社会や会社・・・今でも色濃く残っていると思うのです。鎖国にみるガラパゴス化、主従関係からみる東京と地方との関係性(冒頭にお話しした、コロナ禍による政府と地方自治体の在り方)、儒教の考え方(年功序列的な考え)、そして無駄に頑張る姿。昭和の右肩上がりの時代やその延長線上だった平成とは異なる令和。どのように変化するのでしょう。これらがすべて悪いのではありませんが、withコロナ時代という乱世に大きな変化があるのかもしれません・・・。


◆日本史概説/豊田武(法政大学)

◆概論 日本歴史/佐々木潤之介・佐藤信・中島三千男・藤田覚・外園豊基・渡辺隆喜(編)


【今日のカフェ】

コメダ珈琲店さんへ一日に二回利用・・・

ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。