日々のひとりごと68ー2

text2:日本の温暖化ガス新目標と地理学上での地球温暖化見解をみて考える(2)


日本にとって、アメリカ大統領選でバイデン政権へと変わったことは、大きかったような気がしています。その後の脱炭素への取組は、これまでとは比にならないほどメディアで取り上げられています。そもそも、この脱炭素、CO2削減が地球温暖化に相当な影響を与えているのでしょうか。

 自然地理学では地球規模の環境変動問題を取り上げており、グリーンランドの氷床掘削(ひょうしょうくっさく)で過去10万年程度の気温変化や火山活動の影響などの環境変化を調べています(誰がそんなすごいこと考えるのでしょうね)。現在は70万年程度までの環境変動が明らかになっており、最近2,000年間に絞ると、確実に温暖化が進行してきて、その中でも最近200年間の著しい温暖化は、驚くほどのものとのこと。年平均気温の変化と、待機中の二酸化炭素濃度の変化に高い相関があり、温暖化ガスの中でも化石燃料を燃やし続けてきたことによる二酸化炭素濃度の変化が、地球温暖化に強く影響してきたことが明確となり、これが国際的に様々な規制となった。特に都市の多い北半球で濃く、アジアよりも先進国の多いヨーロッパで濃度が高い(※1)、と記されています。

 そもそもこの地球温暖化の問題は、1983年に合衆国環境保護局による「大気中の炭酸ガスで地球が温暖化する」という報告書を公表したのに端を発したことにさかのぼるわけですが、その炭素ガスは19世紀に入って本格化した欧州での産業革命が大きく影響しており、内燃機関の発明を通じそのエネルギー資源として化石燃料の有用性を明示したが、本来ならば地表面近傍の炭素循環系に組み込まれないはずの石炭や石油を地中から掘り出し、今日まで大量に消費したことが、その燃焼に伴うCO2を待機中に排出した、そしてその経年変化は産業革命の浸透に歩調を合わせて急増している、つまり大量生産大量消費で急激に成長をした結果ということなのでしょう。

CO2濃度測定によると、産業革命の頃の濃度と最近と比較すると3割程度数値は上がっており(400PPM超え)、急増しているとのことです。

また、20世紀半ば以降の世界平均気温上昇の半分以上は、人為要因による可能性が極めて高いということを国立環境研究所動画チャンネルさんで発表されています。しかし、地球温暖化は人為だけで判断はできない、という文献も同時にあるのです。


◆(※1)法政大学/自然地理学概論 小寺浩二氏 Ⅳ環境問題1.地球規模の環境変動(1)氷床から得られた環境変動(2)最近2000年の環境変化(3)年平均気温変化と二酸化炭素濃度変化(4)緯度別に参加炭素濃度変化 P322~333

◆(※2)法政大学/自然地理学(気候・気象) 佐藤典人氏 3.地球温暖化のシナリオとその懐疑 P404~410

◆国立環境研究所動画チャンネル/【20分でわかる!温暖化のホント】地球温暖化のリアル圧縮版①

https://www.youtube.com/watch?v=Zsw2TJ006mc&t=374s


【今日のめし】

お食事処一石さん

おばんざいのある和食のお店。その特徴が品数の多さや、一品それぞれの小鉢に表れています。ごちそうさまでした。

ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。