日々のひとりごと68ー4

text4:日本の温暖化ガス新目標と地理学上での地球温暖化見解をみて考える(4)


このように様々な見方や角度はありますが、どれも間違っていないわけです。特に阿藤さんのおっしゃる話や、CO2濃度だけで判断して脱炭素というのが本当に良い判断か(今のCO2削減や再生エネルギーへの取組など)というと、そうといいは切れないでしょう。ただ、その時代時代の判断は、「正しい」だけで判断されないことも事実です。学者の方は世に役立つために研究し、論文を書き、認められることがお仕事です。そしてその論文、根拠は我々にとって有難い存在であることでしょう。ただ時代によって、その研究結果が正しく捉えられるかは別の話です。

 且つて、安定から乱世へと時代の流れが急速に変わった江戸時代~明治時代。戦国時代・織豊時代から続くこの時代は、我々日本人にとっては興味深いと思います。例えば、その時代のヒーローだった新撰組は、幕末~明治新政府軍との戊辰戦争では悪党となり征伐されました。しかしその後永倉新八は、新撰組での自伝を小樽新聞に掲載し、大正初期に「永倉新八 新撰組顚末記」として発刊し、新選組ブームを生む発端になったといわれています。

 これは日本国内の例ですが、国際社会においての現代の日本はどういう立ち位置なのでしょう。そして、どのように立ち振る舞うとよいのでしょう。日本がバブル時代といわれた1990年辺りは、世界人口40億でしたが今や約78億、今後はまだまだ発展途上のアジアを中心にさらに増加するといわれています。30年前と今と比較しても、人口がさほど変わらない日本。いや、少子高齢化する中で、アジアの先進国として維持・発展しなければいけないのであれば、EUやアメリカ(欧米諸国)と対等に外交しなければいけないわけです。

 SDGsは、EUの経済活動である一方で、それだけにとどまらない社会貢献性があることは間違いなく、経済発展には上手なパッケージだと感じてしまいます。1段目(1番~6番)は発展途上国への危機意識といえます。今後人口動態が変わり、インド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ民主共和国、エチオピア、タンザニア、インドネシア、エジプト、米国(増加数の多い順)というわずか9カ国で生じるといわれています。サハラ以南アフリカの人口は倍増する可能性が高いのに対し、ヨーロッパの人口は縮小するようです。つまり、発展途上国への期待値が高くなるため、様々な整備や教育、寄付一つとっても考えるべきこともあるのかもしれません。

 16世紀以降の大航海時代から続くカリブ海征服~産業革命の流れは、奇しくもイギリス、フランス、スペインなどヨーロッパによる資本主義社会のはじまりであり、その資本主義は良くも悪くも、マジョリティとマイノリティをつくるわけで、それはこの時代でも形が変わっても(大量生産・大量消費・大量廃棄時代から持続可能な社会づくりへ。共に特にそのヨーロッパ、プラス アメリカ)根っこは変わらないわけです。


◆国際連合広報センター/人口構成の変化https://www.unic.or.jp/activities/international_observances/un75/issue-briefs/shifting-demographics/

◆柏艪舎/老楼快悔 第16話 永倉新八と新聞記者https://www.hakurosya.com/books/news.php?news_id=218


【今日のめし】

ぽんちゃん さん

ちゃんぽんのお店。スープがとても美味しく、唐揚げは予想通り大きい!という、お得なセットを、地域情報誌責任者にごちそうになりました。ありがとうございました。

ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。