EDITORIAL NOTE~編集後記~72

text1:ソニーとプリンス

「ローカルの間」のインスタはフォロワー数こそ多くないのですが、メインが二十代、三十代と若めのフォロワーの方が多く、いかにグルメが万人共通であり重要且つ楽しいコンテンツであるかが伺えます。
そういう話題に触れながら、今回は全く真逆な話題…というと語弊があるので…、少し違う角度で見ていきたい話題ですが、何かというと、既に他界されているものの、未だに世界レベルで伝説化されている偉大なアーティスト、プリンスが新譜「ウェルカム2アメリカ」を発表しました。死後もこうやってファンを喜ばしてくれるプリンスは本当に音楽家としてアーティストとして一流中の一流だなと感じます。
音は、ディアンジェロやザ・ブランニューへヴィーズのようなラディカルといいますか、オーガニックソウルを意識したつくりで、1992年の作品「ダイアモンド・アンド・パールズ」のコマーシャル性を削ぎ落としジャジーな部分のみ残した感じで、さらに2000年発表「レインボウ・チルドレン」をもう少し密室にした(ホールとライブハウスの違いみたいな)感じです。わかります?
 どちらかというとクセがあまり無いといいますかで、サラッと聴き流せてしまう、なのでリリースされなかったかもしれませんね…。ただ、聴き込むうちにキャッチーなメロディーであり、プリンス節が入ってると感じたり。また、何となくプリンス名義というよりもNPG名義の方が合うような気もしたり。統一感があるような無いような…、不思議なアルバムです。
 このリリースには賛否両論で、そもそも約10年前の2010年あたりの作品を本人がお蔵入りにした作品なのに、死後発表するのは完全本人の本意ではなく金儲け主義極まりない!とおっしゃるお方も存在するようです。確かにその考えは、間違っていないでしょう。一方でずーっとライブやレコーディングに参加をし一時期は婚約までしていたシーラEは、せっかく(夜中など)呼び出されてレコーディングしたのに、お蔵入りになる曲も少なくない。もっといろんな人に聴いてほしい、と過去のインタビューでは語っています。まあ、本来はプリンスが決めることですし、こういうマネジメントはキチッとしていた方なので、他界するのはとても残念なことで、最新のプリンスを感じることはできませんが、こういう貴重な楽曲が聴けるのはファンにとっては嬉しいものです。現実、ビルボードアルバムチャート(TOP200)初登場4位、R&Bでは1位とのことで、やはりファンは待ち望み、マーケットは注目していることを物語ってます。
そして、今回もう一つ嬉しいのは、ソニーミュージックから、新譜がリリースされたこと!
ソニーといえば、日本を代表する企業ということで長い間君臨してましたが、一時期低迷をし(日本全体が低迷していき)、それをV字回復させた平井元社長の書籍が話題になってますが、そのソニーからのリリースとは本当に嬉しいですね。
 CBSソニー、エピックは、世界で先鋭なアーティストを輩出し、日本でも音楽界を席巻した80年代。それを彷彿とさせるほどの大きな話題だと私は思います。


♧今日のメシ
ヒカル亭

オムレツのパッカーンが、スプーンでこんなに上手く割れるのは珍しい!ということで、忘れられないお店になりました。味は当然美味い!味噌汁も!
♧プリンスオフィシャルインスタグラムよりrepost

ローカルの間

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