EDITORIAL NOTE〜編集後記〜74-3
text3:SDGs未来都市計画が実際のまちづくりに紐づいている
小牧市は、今年(2021年)5月、内閣府が推進しているSDGs未来都市の認証を受けました。皆さんもぜひ、興味を持ってHPをご覧ください。
ここでは、SDGsについても、SDGs未来都市についても説明は割愛します。おそらくこのHPをわざわざのぞきにきてくださる方々なので、地域のことや公共政策や地理、社会学的なものに少しはご興味がおありかと思いますので。
で、このSDGs未来都市計画がとにかくわかりやすい。子育てに振り切りながら、少子高齢化を意識しての多世代交流や多文化共生がブレンドされており、その体現が市内中心街におけるラピオ内「こまきこども未来館」「ワクティブこまき」や「中央図書館」「こまきこども未来館体験ひろば」なのです。その場づくりと、そこで実現しようとしている次世代を担う子どもたちの夢をかなえるイベントは想像つきます。
そして、行政らしからぬ(というと叱られますが)ことに、それぞれテーマやコンセプトがしっかりしてるんですよね。「中央図書館」であれば、”サードプレイス”。なので一人で利用できる設計・・・図書館だから当然ですが、そこにカフェ(スタバ)を利用でき、飲食もできるのでプラスアルファのある憩いの場であり、「こまきこども未来館体験ひろば」は、学校や家庭ではできないあそび、まなび、交流の場として、また“こどもの持つ能力、創造性を信頼する場”“答えを提供せず、学び方を提供する場”“こどもと大人が対話し、ともに成長していく場”を目指しており、体験型講座としてワークショップなども開催されるという考えがしっかりしていて伝わりやすい。
いわゆる一等地であり、わかりやすい場所に構えることで、子育て層は集積し、相談もしやすく明確、そういった状況から市民活動も活発になるという、これは山下市長の戦略勝ちだと思いました。
そして、この地域に住む人たちは、こういった安心安全なサービスを求めているのだと。
◆小牧市SDGs未来都市について(小牧市HP)
◆内閣府提出/小牧市SDGs未来都市計画
♧博多bo-zu小牧店さんで、塩ニンニクの牛もつ鍋いただきました。ぷりぷりの牛もつをニンニク効いたスープと共に食べたくて。とても美味しかったです。
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