EDITORIAL NOTE~編集後記~76-2

text2:新設ショッピングモールに見る地方マーケットの移り変わりと地域の役割の変化pt.2


今回イーアス春日井に出店するショップをみると、とても興味深く、また感慨深いものがあります。当然、地元周辺の方にとっては申し分ない施設規模ですし店舗群です。日常づかいするためのショッピングモールという考えを軸にしながら、周辺には無い店舗も見られます。そして決して派手さはありません。ハイブランドなどの高級嗜好品は、今回全く見られません。ファストファッションを中心に、飲食店~カフェも一般ユーザーが馴染みやすいジャンルのものがほとんどですし、学びや医療も同様に周辺の方々が利用しやすいものに絞っている気がします。これは当然で、過去のマーケット感や公共政策、都市政策から大きくSCへの期待値や役割が変わったのだと感じます。郊外へ人が流出していった時代とは異なり、市場主義にコンパクトシティ化、そして規制による大規模郊外店舗進出の一服感、スマホやSNSの発達による購買の変化などなど・・・。そんなマーケットの中で”日常的に利用したい!”と、市民権を得たファストファッションやFC中心に展開する飲食店~カフェがあらゆる商業施設に出店するわけなのでしょうね。なんとも・・・地方は特色を無くすと思いがちですが、しかしそのクオリティの高さは本当に素晴らしく、安心・安全で利用しやすいわけです。今や国営や公営の大型公園にスタバが出店されるケースがありますが、それ以外のオシャレなカフェで良いわけです。ただ、ある程度資本が無いと、商品提供はもとより、様々な安定したサービスを提供することは難しいのかもしれません。
最後に、今回の出店する企業やジャンルは求人情報で確認しましたが、誤植があったようで求人広告と共にお詫び広告が入ってました。東京の広告会社が担当されていたようですが、やはりここでも東京一括で発注しているという。一般の人に見えない部分もそういう地方では押さえられない力が働いてるんですよね。そういった意味でも感慨深いですね。
※オープンするすべての店舗情報ではなく、あくまでショップスタッフ募集を元に書いてますので、実際と異なる場合があります。あらかじめご了承くださいませ。

♧ザ・モール春日井pt.1最後の日まで営業を続けたラルフローレンのphoto。全盛期の頃は、奥にアメトラを象徴する紺ブレがあったり季節が変わる頃が楽しみだった。ここに出店するブランドは、商品も店舗設計もしっかりしていたため、フロア全体の品位が保たれていた

ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。