EDITORIAL NOTE〜編集後記〜83

text1:豊山町は、限定された人口や面積という小ささを逆手にとって、暖かな地域コミュニティを育むまちづくりに力を入れている
11月号の地域情報誌では、愛知県豊山町役場を取材しました。タイトルが本当に伝えたかったそのままです。しかし、これではコピーにならないので、あのタイトルになったのです。実はそのコピー「小さいまちだからこそ地域コミュニティが活きるまち豊山町」には”まち”というワードがふたつも使われてます。普通ではあり得ないし、こんな使い方はこれまでしたことないし、別に韻を踏んでいるわけでもない。情報誌担当からチェックが入るわけでも役場から指摘もなかったから、違和感は無いのかもしれない。あるいは、本来の意味が伝わったのかな?
 これは、”まち”(と”まち”の中)に地域コミュニティが凝縮されているという意味を込めて描きました。そして、その”まち”を包むのが”小さい豊山町”なのです。このコピーは、実際の居住者をインタビューして本当に感じたことなのです。
 50周年を記念して主にこの地域に馴染みのある居住者などを対象に募り、役場内で立ち上げたプロジェクトメンバーと共に周年事業を盛り上げていく、というサポートメンバーを特別に編成しているのです。そして偶然にも、すべて女性で、中には親子で参加をしたりと年齢層やさらに居住歴が浅い方、長い方それぞれ存在する、いわば町民でも混合というとてもユニークな構成で成り立っているチームでした。
 豊山町が本当に住みやすいからこそ、移住して間もない方も興味を持って参加していることが理解できますし、何より印象的だったのは、メンバーの一人がはじめて取材をしている私に対しておっしゃったコメント、「これまでお世話になった町に対して、人に対して、恩返しやお礼をしたい(まちの良さを継承していきたい)。そして、周年は一年通して繋がって、51周年からも次の世代と歩み続けたい」が一番印象的でした。正直、この方、、もしかして、、、不動産会社かクリエイティブプロダクション、広告会社のようなプロか?笑と思ってしまいました(実際は士業をされているやはり立派な女性です)。それくらい感動的だったですし、自然といえてしまう方がサポーターとして担当していらっしゃるわけですから、豊山町の周年事業はきっと盛り上がるに違いないと思いました。
 小さいからこそ、周年事業への仕掛けも驚くほど大胆に進められてます。ぜひ、情報誌もしくは、このHPにアップしている記事をご確認ください。
実際の取材風景。サポーターと写真撮影シーンで、表紙に起用されたアングルでもある。

ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。