EDITORIAL NOTE〜編集後記〜89-3

text3:“今の、現実的な、地域社会と行政の関係性”というテーマをどう伝えるか?



今回の1月号~5月号(奇数月)のシリーズは、タイトルにあるようにテーマ“今の、現実的な、地域社会と行政の関係性”を伝えています。このバランスが面白いのが小牧市です。小牧市は、子育て施設(ラピオにあるこまきこども未来館やワクティブなど、駅前の図書館やその目の前の広場)を駅周辺に建設したことはとても大きな話だと感じています。これは市長の英断で、人の流れを変えたわけです。ワクティブで活動をされていて今月の取材に応じていただいた関さんからは、参加者が増加し人の流れが大きく変わったとおっしゃってました。書き手は、こういう点・・大きな流れ・・を見逃すことなくコンセプトをつくるべきだと思います。小牧市はまちづくりとしては正直成功しているといいきれません。産業(製造業や物流)の拠点としては成功しているため、人口は流入しやすくその恩恵を受ける一方で、多文化共生の難しさやコンパクトシティになりづらかった=駅前の活性化の難しさという面も持ち合わせています。それを解消したのが、子育て施設を駅前に建設したことや内閣府SDGs未来都市に認定されるという、行政主体のまちづくりを進めたと把握しています。このダイナミックな動きは行政主体であるからこそできる話です。市民や市民団体が主体ではここまでの「まちづくり」は出来ないのです。ソフト面を充実させることは市民や市民団体ができる範囲です。しかしハード面を推し進めることができるのは行政です。もっというと、まちづくりとは「道」づくりで、どんな道をつくるか、です。道とは「道路」もそうですし、「道筋=ストーリー」の一部もでしょう。そのストーリーにどのように乗っかると良いのかは、市民や市民団体のセンスだと思います。そういう上からの発信と下からの受け止め~発信、このバランスを今回のテーマとしており、そのバランスが面白いと感じています。

牛たん炭焼利休仙台駅店さん
本店ではなく仙台駅です。その3階は牛たん通りということで、地域上げてのエンタメ化ですね。集中させやすい環境なのでしょう。都市になるほど量は多くなり分散するわけですから。なお、東北は海鮮も美味しいので、贅沢三昧でうらやましい限りです。

ひととまちコーラボ

The "Hito To Ma-chi co-Lab" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。