EDITORIAL NOTE〜編集後記〜91

text1:文化の引用

先日、ベトコンラーメン店へ行きました。この地域が発祥と聞きながらも、実は生まれてはじめて食べたわけですが、ニンニクが効いてとてもおいしかったです。春日井市高蔵寺の店舗ですが、「新京」という店で、その後調べてみると愛知県一宮市発祥と記載があり、そのチェーン店?出先の店舗です。HPには、由来として1932年満州国新京市に創業者が出生したことにはじまるとあります。おそらく皆さんも「眠れる獅子は豚だった」とか「日清戦争」「日露戦争」辺りの歴史はご存じと思いますが、満州国とは中国清王朝の土地だったので、元々は中国料理からの派生と思います。こういったケースは文化をつくるうえでとても大切なファクターなのだと感じます。行き過ぎると文化の盗用(そこにはマジョリティとマイノリティ文化といったいわゆる民族問題の絡む難しい問題が)となるわけですが、ガラパゴス化しやすいといわれる日本では、結構いわゆる、インスパイアといいますか、オマージュといいますか、文化の引用が多い国といえます。例えば産業革命はイギリスから始まりましたが、その後その他欧・米で日本という流れに沿って政策や考え方が輸入されて文化を形成していくわけなので、引用せざるを得ないともいえます。自動車製造や一時期世界的に成功を収めた家電などこれらも元々は他国のオマージュからはじまったともいえます。国民性、時代背景、日本の独自な要素(島国でさらに山々で基本は文化が途絶える地理的な理由)が掛け合わさって、文化とはできるのだなと改めて感じました。
 オミクロン株の影響が年明けも出てますが、それに対する考え方も文化ともいえますし、経済学者である成田悠輔先生のようにNEO江戸時代に突入か、という話題も出てきています。どちらにしても2022年、飛躍の年にしたいものですね!


参考

「新京」ベトコンラーメンの発祥と由来
http://www.k-betokon.com/yurai/

♧新京高蔵寺さん
このランチ、とてもボリュームがあります。ニンニクの効いたラーメン、定期的に食べたくなります。

ひととまちコーラボ

The "Hito To Ma-chi co-Lab" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。