EDITORIAL NOTE 〜編集後記〜94

text1:時代の変化と人の変化

セブン&iホールディングス(セブン)が、西武・そごうを売却するようです。西武といえば、一時代を築き上げた百貨店で、私が思い出すのは、簡単にいうとショッピングセンターとして地方へ出展していったという展開とメンズファッション誌の一面を飾った広告、ラルフローレンの広告を西武百貨店として出稿していた原稿です。共に大きく世の中をリードしたといえる事例と考えており、前者は郊外型ショッピングモールの先駆け(時代的に郊外型百貨店という位置付けで、2000年前後、2000年代に混乱した大店法以降の郊外型とは少し違いますが、まあ、先駆けかなあ)で、一時は地元商店街もそこに出店したりしていた事例もあります。後者は、ある意味ブランド成長期だったのかもしれません。日本では成熟していないブランドを百貨店が広告することでの先取り感や販促活動、高級品を扱う百貨店のブランド力を示していたのでしょう。
 それも今やスーパー、コンビニ展開で名を馳せているセブンからも見放される存在になってしまった。しかし、ここにもポイントがある気がします。元々鈴木敏文会長(2006年当時)のお考えもあり、買収されてます。今のセブンは世代交代をしており、当然トップの考え方で指示系統は変わるわけです。
 スティーブ・ジョブス氏の後のアップル社、前澤友作氏の後のZOZOTOWN、共に堅実で派手さはありませんが、時価総額や売上は決して落ち込んでいるわけではなくむしろ高めているといえます。
 鈴木敏文会長(当時)であれば、もっと違うやり方だったかもしれませんが、それがすべて正解ともいえない、何をゴールとして、誰が捌くかで、その時の人の判断や能力で、時代は変わるのかもしれませんね。
 温故知新というべきでしょうか、百貨店にも眠っている財産はあると思います。例えば、外商ルート。地域によって差はあるかもしれませんが、百貨店といえば高級品をそれに見合ったクラスターにお届けしていたわけで、さらに顧客化されている。
 今やデジタルの時代ですが、デジタルの波に、こういう強みだけが残る、あるいは飲み込まれるのかもしれませんね。
(参考)
日本経済新聞社/セブン流再生、不発(2022.2.2)

♧珈琲屋アウラさん
手づくり、ボリューム感満点のサンドイッチ。ローカル店ならではの商品だと思いました。ごちそうさまでした。

ひととまちコーラボ

The "Hito To Ma-chi co-Lab" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。