NO.2-1この「地域」に、リージョナルランドマークをつくれるか
TEXT1:「よそもの」に介在することで、力を発揮したリージョナルランドマークの例
ようやく再開発のための工事がはじまったようだ。「ザ・モール春日井パート1(以下、愛称だった春日井西武で記載)」がまさかクローズするとは思ってもみなかった。一時期は、車の中で映画が楽しめる「ドライブ・イン・シアター」があったり、ショッピングセンター自体を増設した際に日本最大級のステンドグラスがつくられ話題になったり、とても特色のあるアミューズメントエリアだった。
当初の春日井西武は「西武」という名の通り、東京資本の都会的なイメージがある一方で、しっかりと地元の商店との融合も果たしていた。専門店会という組織が春日井西武に存在していたようだが、その会長をこの地域の方が担っていた。つまり地域のことを地域の人がよく見ていた(見張っていた、理解していた)わけで、春日井西武に多数の地元専門店が出店できていたことは動かぬエヴィデンスだ。
(写真)ふれあい緑道三又公園付近。2019年4月撮影。今のままでは「ランドマーク」とまでは言い切れないが、このviewに何かを吹き込めば「リージョナルランドマーク」へと発展するのではないだろうか。
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