NO.2-2この「地域」に、リージョナルランドマークをつくれるか
TEXT2:よく考えてみると、海外のよそものに介在すると大変発揮する日本企業
春日井西武の最終日は様々な発見があったので遡ってレビューしておこう。
最後まで営業していた店舗はほとんど無かったわけだが、「ラルフローレン」「スターバックス」が最後まで残っていたことに驚いた。店舗面積がそれらより断然広かった「無印良品」は早々と撤退していたのだが。
よくよく考えてみると欧米発日本法人あるいはライセンシーは、日本でとても発揮する。経営危機を乗り越えながらも復権を果たした「マクドナルド」も、「ディズニーランド」も、「ヤフー!」「トイザらス」・・・「セブンイレブン」だって元々はアメリカだ。デイフュージョンブランドとして地位を誇った「バーバリー・ブラックレーベル」他なども同様だった。
閉鎖された島国である日本は、昔から中国の文化や他国の文化を取り入れたりしながらも、明治維新や第二次世界大戦の後などターニングポイントを迎えながら進化をしていく。そこに、あこがれや自分達の価値観、理想を刷り込んでオリジナルにしていくことが好きな人種、それが日本の文化のひとつなのかもしれない。そこには、英国とは異なり単一民族という歴史、山岳の多い地理など様々な理由があるのだろうか。
「スターバックスコーヒージャパン」では、日本独自の企画なのだろうが、“リージョナルランドマークストア”展開をしている。様々な危機感から生まれた企画のようだが、大きな地域貢献で発想が素晴らしいと思う(詳細はスターバックスコーヒー ジャパンHPでご確認を)。中でも富山環水公園店は、新聞記事に取り上げられたりもした。
(写真)約30年の間、街のネオンとしてお馴染みだった「ザ・モール春日井」のサイン。この日長い歴史に幕を閉じた※春日井西武としては約42年
0コメント