NO.2-4この「地域」に、リージョナルランドマークをつくれるか

TEXT4:買いに行くのではなく、送ってもらう・・・購買プロセスが変わりつつある時代、地域はどのように個性を出していくのだろうか



現在(2019年6月)、春日井西武は取り壊しはじめている。その代わりに新しいショッピングモールが建設されるとの話だ。日本最大級のステンドグラスは残すのだろうか・・。残すというウワサは聞いたのだが・・。

こういった施設が閉店してしまうのは、この地域に限ったことではない。例えば、アメリカ郊外では廃墟同然の「デッドモール」が急増しており、バージニア州リッチモンドのモールでは、テナントが最盛期の1/3以下となり閑散としている、そういった閑散としたモールは残念ながら治安悪化へとつながる、とニュースされた。こうなった大きな要因は言わずもがな、EC(Eコマース)の発達によるものだ。マイノリティ/珍しい商品でも、ECによって今までより容易に探すことができ、容易に入手することができるだろう。そうなると、地域はもちろん、もう少し広げたメガリージョンでも購入する必要がなくなる。と、考えると、地方での商売は冒険をしづらくなるような気がする。


(写真)ステンドグラスのモニュメント

地域づくり研究会・ローカルズナレッジ

The "Locals Knowledge And Laboratory" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. 地域づくり研究会・ローカルズナレッジ “地域資源”が”地域価値”となるような モノコトを探索します。