#4:この「地域」の特色ある街づくり事例とは(TEXT3)

TEXT3:過去と未来をつないだことが起業家シェアオフィスTANEYAのフィーチャーすべき点。コワーキングという考え方。


築80年以上の歴史がある加藤種苗店をリノベーションしたのが「TANEYA」だ。“逆算開発”を事業の特長としていて、支払える家賃から想定して費用を積み上げて事業化のメドをたてるということだが、そこに「地域発展・地域活性化」という強い気持ちと、循環する街づくりを意識していることが特色だと思う。文字で伝えるのは簡単だが、実際には大変困難なことだったろう。なぜならば、そこには“理想的な街づくり像”と“現実的な数字”とのせめぎ合いの中、いかに“妥協”せずに事業を進められるか、がポイントだからだ。「TANEYA」はもともと加藤種苗店が種子や苗を販売していたという過去から、これから期待できる若き起業家を「種」と見立て、一つの業種に絞らず“シェアオフィス”として復帰させた。トピックとしては、その中のとある店舗は、事業拡大をし「ままま勝川」へ移動したという。これはまさに種から苗へと成長させた実績であり、過去と未来をつないだことといえる。そして同じ価値観で共働(コワーキング)できるシェアオフィスならではの相乗効果や「地域発展」という観点での店舗マッチングがベースとなっている。更に、循環する街づくりを意識した例が「ままま勝川」で、周辺を事前リサーチしたうえ、この「地域」の子育て層をターゲットとし店舗開発を進めたという。この二つの開発は、この「地域」にとって大きな存在で、絆づくりに大きく寄与していると感じた。現地を歩くだけで感じるものなのだ。



(写真上から)勝川商店街の街並み/「TANEYA」周辺の街並み/「TANEYA」外観

ローカルの間

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