NO.6-5<Pt.2>この「地域」のファーム・トゥ・テーブル
TEXT5:伝統とは日常的なことの積み重ねだ
世界三大料理と言われるフランス料理。味や鮮度に対してのこだわりが当然ある。時代や環境が変われば、好みや考え方も変わるのだろうが、伝統とは“しきたり”や“考え方”をそのまま受け継いでいく。そこにギャップを感じることもあるのだろう。その一方で、吉川氏の「食」への気軽さや楽しさが「食育」というコメントは印象的だった。そもそも伝統とは形式ばったことではなく日常的なことの積み重ねであり、ルールやマニュアルではなく、マインドなのだろう。ミックスすることが体によいのかどうか、味はどうか、色はどうか・・など、シンプルなのだ。切磋琢磨していくことで複雑化していくわけだが、ここにも“考え方”さえしっかりしていれば理解しやすい。今回取材をした株式会社aiderは、事業として別々のものが融合したかに感じるが、人の「カラダ」とは「食事」と「運動」によって成り立つものであり、大きな意味での持続可能な目標が叫ばれる世の中であるからこそ、「健康」事業一体としての価値を見出したのだろう。
(参考文献)
◆エルヴェラヴィ
http://www.elever-la-vie.com/
◆外務省(公邸料理人)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/ryourinin.html
◆キュイジーヌ・テロワール
https://agri.mynavi.jp/2017_10_02_7289/
◆イグレックパルポタジエ
https://www.y-potager.com/
◆味覚の一週間
https://legout.jp/
◆株式会社aider
http://www.aider-el.jp/
◆健康経営(日本ヘルスサポートによる学術総会資料より)
https://www.jshss.org/wp-content/uploads/2011/12/GM006-1_presentation.pdf
◆食育(春日井市)
https://www.city.kasugai.lg.jp/shisei/kyoiku/kyushoku/1012054.html
◆食育(小牧市)
http://www.komaki-syokuiku.net/
0コメント