NO.8-3<Pt.2>この「地域」の特色ある街づくり事例とは
TEXT3:周辺「地域」関係なく能動的に集まってくる商店街を目指す
市原氏が子どもの頃に見ていた商店街の雰囲気と違うことにすぐ気づいたという。日常の生活を提供する商店街ではなく、わざわざここに(円頓寺商店街)目がけて来るだけの価値ある店が多く残っているということだ。考えてみると、これまでローカルズラウンジでは、リージョナルランドマークは過去と現在では異なっていることを取り上げてきた。全てが変わったとは言い切れないが、商店街の役割は大きく変わったのだろう。「地域」のセキュリティ、コミュニティを育む場所としての商店街の貢献は大きかったはずだ。商店街が中心となって、つまり「地域」上げて、そこに住む近所の子どもたちを育ててきたし、毎日の買い物を通じて人と人をつなげてきたはずだ。このことは、我々のこの「地域」だけではなく、どこも同じだろう。この時代は、その「地域」が持っていた歴史と個性とは何かを考え、それを活かし新たに成長させていくことが大切なのだと筆者は感じている。
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