#8:この「地域」の特色ある街づくり事例とはPart2(TEXT4)

TEXT4:円頓寺の魅力を掘り下げてみると・・・


その当時(約10年前※)わざわざここに目がけて来る店や残っている店で印象的だった店とは何か。飲食店が多かったようだが、印象的だったのは、例えば文房具店だという。円頓寺のメインイベントは年一回の七夕まつりで、この「地域」がもっとも大切にしている行事の一つだ。そのために、ハリボテをつくる材料を切らすことなく仕入れているという。また、相撲部屋が商店街にあり※、土俵もあった。そこにはそれを支援する「地域」の人、つながり、それらはマイノリティだが個性といえる。そんな個性、培ってきた文化をこれまでの商店街のようにいつも商店街を歩いていて店に入っていくのではなく、能動的に商店街を目指してくることにフォーカスをあて、再開発することになる。円頓寺の魅力を市原氏に語ってもらったが、商店街が一丸となって行う七夕祭りの一致団結力、四間道のように江戸からある古い街並みなど、そして何よりも「人」、ということだった。ここ(円頓寺)にいる「人」とは、ひとつは名物店主のようだが、温かみがあるという。わざわざ目がけて来る理由とは、風情ある残された街並みの中で、頑張っている面白い店主「人」に会いに来るというわけだ。それが来店する人にとってのバイタリティにつながるからなのかもしれない


※2019年より10年前

※現在は残っていない


(写真)上から:円頓寺商店街入口/アーケード屋根には、ソーラーパネルが掲出されている

ローカルズラウンジ

Locals’ Lounge 「地を知り、地に親しむ文化・価値観を形成しよう」 Author/text_YatchHakata@ローカルズナレッジ Locals Knowledge specified nonprofit corporation