#9:この「地域」の優れた交通・輸送網を知る~番外編:“この「地域」”・・・といつまでも魅力を伝えていくことができるのか(TEXT2)
TEXT2 タグラインに込めた想い
今後、当面の間、地域情報誌では「タグライン」を掲載し、その下に「ローカルズラウンジ」の案内を掲出します。「ローカルズナレッジ」そして「ローカルズラウンジ」は地域レポートに留まらない活動を行い、地域の良さを体感できるように努めます。詳細は実施時に、地域情報誌もしくはHPでお伝えするようにします。
“KEEP IT LOCAL by Journalism”というタグラインですが、“報道(機関)によるローカルであり続けよう(というムーブメント)”というのが直訳になります。
“KEEP IT LOCAL”すなわち“ローカルであり続ける”とは、それぞれの「地方」における「地域」らしさをずっとこだわり続けていく、という意味です。背景として、ITやFCの発達による「地域」との関わり合いの変化によって、極端な話、地域コミュニティの在り方も変わってきています。また、地方は観光地化する以外に魅力を伝えることが難しい局面にあります。新しい何かを立ち上げ続ける勇気も元気も地方にはなかなか困難かと思います。しかしどの「地域」にも原風景は残していて(残っていて)、そこには価値があり当然「人」が介在し「地理」を活かして「歴史」や「文化」をつくり刻み込んでいるはずなのです。それらを編集しアップデートすることが地方の魅力づくりを形成するのだと信じています。
“by journalism”とは、報道機関のことですがここでは「地域情報誌」と同義としました。当然「ローカルズナレッジ」のタグラインですので、我々を意味しています。が、同時に「地域」を愛する人全ての方も対象です。 ある意味、SNSを通じて個人が媒体を持つ時代ですので「地域」の情報発信のこと全般とゆるく定義しています。一人ひとりが、魅力的にあるいは魅力を発信しあえるそのポジティブなパワーこそが「地域活性化」なのです。MDGsもSDGsも、たくさんの定義や目標(ゴール)を示していますが、ある意味考え方としては同じで、一人では小さな力でも、ベクトルを同じにしてかけ合わせ、大きな力にするということかと思います。
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