#20:ローカルズラウンジレポート

ローカルズラウンジ・レポートNo.20


◆居酒屋という言葉が日本にあります。調べてみると江戸時代にさかのぼるのですが、酒屋でそのままお酒を飲む行為を「居酒」といい、合わせて肴を出すところからこの食文化は育ったようです。もともとお酒を外で飲むこと自体は、古事記にも記されているようで、相当古いわけですが・・。日本の文化とは不思議なもので、隔離された島国の時代(他国との距離、国内のつくり)が圧倒的に長く、輸入に頼ることも長く、それを自分たち流に都合よくアレンジをすることが得意だということでしょう。そこに「清潔」「もてなし」が加わることで、独自文化へとつながったと感じています。近代での居酒屋といえば、80年代からはチェーン展開を華々しく実現させた「村さ来」「養老の滝」を台頭とするFC展開の居酒屋が有名です。メニュー数が多く、気軽に利用できた”食エンタメ”の流れと、主に欧州の(例えば仏伊)料理というジャンルに留まらず、食材・料理一つひとつは研究をつくし、さらに日本人好みにアレンジしたたくさんの”〇〇風”料理、俗にいう「創作料理」とが交差するところ、それが「和洋ダイニング」というジャンルであり、これこそが日本の食文化なのではないかと感じます。なので、食へのこだわりだけではなく、その空間でどんな時間が過ごせるか(その見せ方はお店で異なる)、という部分にもフォーカスしていることが特徴であり、これらは日本人のビジネススタイルも影響しています。

写真は「和洋ダイニング風美」さんカタログですが、多様な食提案をされています。これこそが直近の食エンタメで、世界からみた日本(ニッポン)の文化、食ツーリズムだと筆者は感じています。コロナ禍の影響で食エンタメも多様化してきています。これまでジャンルを決めていたお店も、ルーツを活かしてアレンジしながらメニュー範囲を広げている姿は、「和洋ダイニング」に少し近づいていて、もしかしたら新ジャンルが生まれる時代はすぐそこにきているのかもしれません。


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ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるようなモノコトを探索します。 コンシャスネス・トゥ・ディストリクト ローカルズナレッジ(NPO)