スクリプトアンドブレイク2−3ーthe Blending of script and breakー#25 ローカルズラウンジレポート

text3:女性が活躍している職場と「日本語」を習得するためのフォローとは


まず最初に感じたことは、女性の先生がとても多いこと。女性が活躍している場であることがとても感じられます。また動きがテキパキしていて礼儀正しい。当日取材の最初にそれぞれの先生のフォトを撮ったのでみなさん緊張されていた様子でしたが、どことなく顔の表情に余裕があるのです。これは1クラスに先生3名配属し徹底的にサポートしていてお互いがフォローしあえる体制だからといえるでしょう。 

 学生向けのサポート体制では送迎用バスや学生寮に生活必需品を完備するなど生活するためのサポート体制が整っています。学生は当然勉強だけするわけではなく生活をするわけなので、こういった体制は気持ちのうえで大きな意味合いを持つことでしょう。
取材をしてもっとも驚いたのが、日本社会で必要な習慣やコミュニケーション能力を身につけることができるようにカリキュラム化されているところです。生徒一人ひとりの個性や事情をプロファイリングし、毎日の授業を通じて日本語能力検定(N3以上)を必ず取得できるように努めます。さらに、日本の生活スタイル、人とのコミュニケーションの仕方をサポートもしながら進路相談や日常の悩み相談まで、幅広くフォローをしているというお話です。
つまり、単に日本語を習得するための授業ではなく、例えば「道徳」を習う場を設けていたり、また課外学習にも積極的に取り組み、周辺の掃除、地域イベントの参加、地域との交流、茶道や華道・書道といった日本文化を習う特別授業まで開催したりたくさんの工夫を凝らして展開しています。
それだけ通常の授業だけでは日本語を習得することは実は困難で、そこに自己学習力を向上させるための仕掛けをすることで心底理解しやすくなるのでしょう。こういった「日本語の授業」だけでは補えないスタイルだからこそ、学生のモチベーションも上がり、地域への愛情を育むことになるのです。
 さらに、卒業後も困ったことに対してサポートする体制づくりを整えているとの話で、学生にとって本当に頼りになる存在なのでしょう。

※日本語能力検定N3とは、日常的な場面で、やや自然に近いスピードのまとまりのある会話を聞きいて、話の具体的な内容を登場人物の関係などとあわせてほぼ理解できる、いわば日本においてほぼ日常生活ができるレベルです




(写真)アイリスジャパニーズランゲージスクールの講師をされている皆さん

ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるようなモノコトを探索します。 コンシャスネス・トゥ・ディストリクト ローカルズナレッジ(NPO)