スクリプトアンドブレイク2−4ーthe Blending of script and breakー#25 ローカルズラウンジレポート

text4:松井校長の教育理念とは


ここまで生徒に寄り添う日本語学校はあるのでしょうか。とても謎な部分です。アイリスジャパニーズランゲージスクールは設立して3年という若い学校なので、生徒の皆さんは社会に羽ばたいて活躍されるのはこれからです。となると、一体何故ここまでの教育、むしろ授業よりも毎日の生活様式を重きにおいたカリキュラムはどこから生まれたのかが不思議ですよね。

実は、松井校長は公立中学校の教論を30年以上実績を積んでらっしゃいます。しかも、その実績並大抵ではない・・・・

「運動音痴の生徒をオリンピック出場させた。しかもアテネ、北京と2回出場」「夢を叶えJAXAの科学者となり宇宙飛行士になった」「荒れ果てた学校が、数年で市内学力1位になった」・・・そんな話を聞いて、どう考えてもミラクルの連続なので信じることはできなかったわけですが、テレビニュース番組での取材ビデオをその場で拝見し、そしてご自身が執筆された「伴走力」を拝読し理解できました。

そう“自身から生徒を認め”たうえでずっと「伴走」するという心得。

これこそが松井流教育であり、教育理念なのだ、と。

日本には日本の習慣があるように外国にも当然あるわけです。あるいは日本では当たり前でも外国では当たり前ではないことも。例えば、寮のバルコニーからタバコをポイ捨てする生徒がいたとしたら、それを自ら拾い、いけないことだと指導する。理解するまで話し合いをする。そんなこと普通で考えておかしい、という日本の常識が外国では理解されない場合だってある・・・そう考えると相当な忍耐力や覚悟、ヴィジョンが明確でない限り成し遂げることは困難なはずです。

“頑張るとは覚悟を決めること”ー松井校長著「伴走力」にあった言葉ですが、まさにその覚悟を決めて、ずっと行動し続けているのです。


(写真)取材に対して熱心にお話される松井直人校長。一つひとつの言葉に熱意を込めて発される姿が写真からも伝わってきます

ローカルの間

The "Locals Lounge" edites it about locals, local attractive point, regional activation of Japan and posts it. “地域資源”が”地域価値”となるようなモノコトを探索します。 コンシャスネス・トゥ・ディストリクト ローカルズナレッジ(NPO)