2019.06.26 02:55NO.2-4この「地域」に、リージョナルランドマークをつくれるかTEXT4:買いに行くのではなく、送ってもらう・・・購買プロセスが変わりつつある時代、地域はどのように個性を出していくのだろうか現在(2019年6月)、春日井西武は取り壊しはじめている。その代わりに新しいショッピングモールが建設されるとの話だ。日本最大級のステンドグラスは残すのだろうか・・。残すというウワサは聞いたのだが・・。こういった施設が閉店してしまうのは、この地域に限ったことではない。例えば...
2019.06.26 02:50NO.2-3この「地域」に、リージョナルランドマークをつくれるかTEXT3:「おもてなし」とは、気持ちが通じるかどうかがポイントだと感じた瞬間スターバックスストア壁面には、春日井西武(ザ・モール春日井)への敬意を表すスタッフからのコメントや、ストア入口ガラス面には付箋が貼ってあり、それはユーザーによる思い出のコメントコーナーとなっていた。最後の日だからだろう、たくさんのサービスが提供された。コーヒーなど商品を購入すると、近隣店舗で利用できるコーヒー1杯サービス...
2019.06.26 02:45NO.2-2この「地域」に、リージョナルランドマークをつくれるかTEXT2:よく考えてみると、海外のよそものに介在すると大変発揮する日本企業春日井西武の最終日は様々な発見があったので遡ってレビューしておこう。最後まで営業していた店舗はほとんど無かったわけだが、「ラルフローレン」「スターバックス」が最後まで残っていたことに驚いた。店舗面積がそれらより断然広かった「無印良品」は早々と撤退していたのだが。よくよく考えてみると欧米発日本法人あるいはライセンシーは、日本...
2019.06.26 02:40NO.2-1この「地域」に、リージョナルランドマークをつくれるかTEXT1:「よそもの」に介在することで、力を発揮したリージョナルランドマークの例ようやく再開発のための工事がはじまったようだ。「ザ・モール春日井パート1(以下、愛称だった春日井西武で記載)」がまさかクローズするとは思ってもみなかった。一時期は、車の中で映画が楽しめる「ドライブ・イン・シアター」があったり、ショッピングセンター自体を増設した際に日本最大級のステンドグラスがつくられ話題になったり、と...
2019.06.24 03:00NO.2-5この「地域」に、リージョナルランドマークをつくれるかTEXT5:地域の人が深く共感をし、関わり合える何かをつくろう例えば、どんどんと金太郎飴のようにどの地域にでもあるカフェやレストラン、ショッピングセンターが増加したとする。それでも、特色のある店は点在しながらも存続していくのだろうし、「地域」は「地域」の人によってつくられていかなければならない。春日井西武が全盛期の時代は、そこに「地域」が介在した。今はおそらく違う形で「地域」を形成し活性化していく...
2019.06.15 22:25NO.1-5地域にとっての「書」を考えるTEXT5:「書」を通じてマインドを学ぶ繰り返しになるが、あくまで小野道風誕生伝説地なのである。生誕地と言い切れないが「村民がみんな言ってるよ」とわざわざ遺跡碑に刻まれていて、しかも江戸時代から言い続けられている、何ともミステリアスな話なのだ。そのミステリアス以上に、小野道風は、ヒューマンで哲学的なところに、この地域は惚れたのではないか。毛筆で「書」を書き続ける以外に、あるいは書き続けないとしても...
2019.06.15 22:15NO.1-4:地域にとっての「書」を考える(TEXT4)TEXT4:「書」についてのプロが語る、「書」を通じて伝えたいこととは?多くの書道家のリクエストにお応えするために、名古屋市内から鳥居松へ店舗を移したという「名古屋ホウコドウ」代表取締役 福西史呂氏は春日井市生まれという。そして、この名古屋ホウコドウは、広島県にあり100年以上書筆や化粧筆の制作・販売をしている熊野筆で有名な仿古堂(ほうこどう)の関連会社だ。熊野筆の販売はもちろん、「書」に関する専...
2019.06.15 22:10NO.1-3:地域にとっての「書」を考えるTEXT3:「書」だけに集中できる空間づくりや「書」の精神を道徳でも取り上げるなんと、「書写ルーム」という名の教室があるのだ。その名の通り「書」をするだけの教室で、「書」をするのに欠かせない道具が準備してある。多数の筆、墨汁、そして全ての机に設置できるだけの書道用下敷きが用意されている。また「書」の教え、姿勢・取り組み方についても絵できちんとガイドされている。更に、小野小学校では、道徳でも小野道風...
2019.06.15 22:05NO.1-2:地域にとっての「書」を考えるTEXT2:勝川南エリア、町名も「小野」、小学校名も「小野」小学校へ取材した校長室へ通していただく。目に入ってくるのは、小野道風の肖像画や書道家の「書」の作品である。おそらく「書」通にとってはたまらない空間なのだろう、この「書」づくしの校長室で、安藤透校長と教員の方にお話を伺った。言ってみれば、小野小学校は春日井市立の小学校の中でも、書の模範校と言っても過言ではない。全学年を対象にした書道科の授業...
2019.06.15 22:00NO.1-1:地域にとっての「書」を考えるTEXT1:なぜ地域は「書のまち」と言い切るパワーがあるのか尾張国上条の話・・・。春日井市は、「書のまち」と掲げている。市役所にも大きく掲出され、松河戸地区には、「小野道風記念館」まで存在する。元々は小野道風の生誕地、いや厳密には“誕生伝説地”とされていて、あくまで伝説なのだ。しかしその伝説は古く、江戸時代からの言い伝えと言われている。そしてその言い伝えは「小野朝臣遺跡碑」という遺跡に記してあると...
2019.06.15 21:30#aboutlocals・・・ローカルズラウンジ(Locals Lounge)について春日井市あるいは小牧市の地域情報誌「はるる」や「ぶるぅむ時間を通じて、このブログに訪れた方が多いと思う。「ローカルズラウンジ」は2019年7月号(6月発行号)より毎月掲載させていただくことになった。紙面構成は、白を基調にしたシンプルな展開を意識している。それは、情報というと多くのことを語り理解させるイメージだが、そういうことではなく、言葉をより厳選し、伝えたい考え方は残し、そして空気感、デザイン感...