2019.10.13 09:35NO.6-5<Pt.2>この「地域」のファーム・トゥ・テーブルTEXT5:伝統とは日常的なことの積み重ねだ世界三大料理と言われるフランス料理。味や鮮度に対してのこだわりが当然ある。時代や環境が変われば、好みや考え方も変わるのだろうが、伝統とは“しきたり”や“考え方”をそのまま受け継いでいく。そこにギャップを感じることもあるのだろう。その一方で、吉川氏の「食」への気軽さや楽しさが「食育」というコメントは印象的だった。そもそも伝統とは形式ばったことではなく日常的...
2019.10.13 09:20No.6-4<Pt.2>この「地域」のファーム・トゥ・テーブルTEXT4:「健康経営」は「カラダ」への配慮と「食」から成り立つ株式会社aider(エデ)という会社がある。元々は出張専門のフィットネス事業で、企業のオフィス・自治体・フィットネスクラブへの運動指導員 出張サービスを主としていた。「健康」という切り口だが、代表取締役 目黒圭一氏によると、クライアントニーズに応えていったら、医療関連施設への運動指導員の派遣、企業オリジナルラジオ体操、企業健康セミナー...
2019.10.13 09:15NO.6-3<Pt.2>この「地域」のファーム・トゥ・テーブルTEXT3:「食育」の本当の意味合いとは?地元素材を生かし、野菜の新しい届け方や楽しみ方として選んだスイーツ。それは自然の恵みを生かし、小さなお子さんからご年配の方まで楽しんでいただけることを念頭においている。吉川氏にとって、「食」から生まれる「団らん」や親から子への会話そのものが教育であり、それは難しい話ばかりではなく、毎日の暮らしを通じて知識を積み重ね継承していることが、いわゆる「食育」なのだ...
2019.10.13 09:10NO.6-2<Pt.2>この「地域」のファーム・トゥ・テーブルTEXT2:フランス料理のベーシックな考え方から生まれた、新たな“地元の素材を生かしたアプローチ”へ吉川氏は瑞浪市出身で、実家は八百屋だったという。身近に新鮮な野菜や果物に触れることができる恵まれた環境であったことがご自身の基盤をつくったのだろう。世界三大料理と言われるフランス料理には、「キュイジーヌテロワーヌ」という言葉がある。訳すと「大地の料理」で、言わば“地産地消”のことだ。シェフを務めた「...
2019.10.13 09:00NO.6-1<Pt.2>この「地域」のファーム・トゥ・テーブルTEXT1:「地域」を代表するフランス料理店“シェフ”によるベジタブルスイーツの由来ベジタブルスイーツ―“野菜をつかったスイーツ”を取り扱う店がある。「エルヴェラヴィ」・・・“命を育む”という意味のフランス語である。何故、フランス語を店名に掲げたのか。実は、オーナーである吉川成輝氏がフランス料理のシェフだからだ。吉川氏は、フランス本国の三ツ星レストランで修行をし、名古屋東急ホテル「ロワールフレンチ...