2022.10.08 10:45オモテとウラ わが研究室の先生は、主に名古屋駅西の研究をされていますが、その研究発表を期間限定の展示会と一日限りのトークセッションといったイベント仕立てにし開催されましたので参加しました。 名古屋駅西は、どうやら「名古屋駅裏」といわれていたようですが、”名古屋生まれ、春日井育ち、拠点は主に名古屋”という生まれてこの方ナゴヤローカルど真ん中の私にとっても正直あまり馴染みの無い俗称です。 第二次世界大戦終戦後この...
2022.09.23 03:51道の駅が防災拠点ならば、キャンプ場も同様だ コロナ禍の影響で、防災に関する取り組みや災害時での避難場所の見直しが少なからずあるようで、地区防災計画学会シンポジウムにおいて、新たな視点で災害時に使用できる避難拠点について、東京大学加藤孝明教授が述べていました。要は、ソーシャルディスタンスを保つことが必要になった昨今では、一通りの避難場所に限らず、もっと公園や施設もうまく利活用しようという流れのようです。例えば、パチンコ屋やショッピングモール...
2022.09.04 03:30「防災・減災」に関する研究拠点を知る 南海トラフ大地震をはじめ巨大災害やこれまでの災害に関する研究拠点として、この地域では「名古屋大学減災連携センター」が存在します。名古屋大学敷地内には「減災館」があり、主に東海圏における過去の災害の歴史や研究成果、セミナーなどのイベント、東日本大震災当時の様子をまとめたコーナーがあり、災害について知ることができます。 「災害」と一言でいっても、さまざまな様相から研究をし、その成果を施設運営に活かす...
2022.08.15 08:34終戦後77年を経た今、「レジリエントなまちづくり」を考える 本日は、日本において第二次世界大戦の終結より77年の月日を経た日になります。日本国憲法第九条は皆さんもご存じの通り、「平和主義」に関する規定になりますが、核を持つ国が世界的に脅威を示す昨今、この憲法自体を一部見直すべきだと訴える意見もあり、賛否両論喧々諤々と議論をしている世の中になりました。 またこの敗戦により、アメリカ占領軍が町内会・部落会を日本に独自の「封建遺制」と規定し、ファシズムに協力し...
2022.07.16 05:40(プロローグー1)「災害(防災・減災)」とまちづくり 今後進めていきたいその研究とは、私自身が身近でよく利活用する都市、名古屋市の名古屋駅周辺の地域コミュニティに関する調査を、「災害(防災・減災)」というテーマで進めていくことです。
2022.06.25 00:00(プロローグー2)「防災・減災」を文化的発想でとらえてみる 前回の記事では、「災害」を社会学という観点で捉えていく話をしました。今回はもう一歩突っ込んでいきたいと思います。「防災・減災」を文化的な観点でとらえてみる、ということです。「災害」が発生するので「防災・減災」という発想が生まれます。 そもそも「災害」とは自然現象や人為的な原因によって、人命や社会生活に被害が生じる事態を指す、とウィキペディアにもあるように、「人命や社会生活に被害が生じる事態」なの...
2022.06.17 23:30(プロローグー3)レジリエントなまちづくりをなぜ考えるのか? 突如として、いや、どちらかというと唐突にスタートするこの企画、プロローグとは「事前」にお伝えすべき要点であり、ー3とは、ハイフン3ではなく、マイナス3・・・つまり、3回プロローグを書いてようやくゼロになるという意味です(本題に入るまでに3回も私のウンチクが入るわけです 汗)。しかも、このPhotoはどちらの家族でどなた(誰)なんだよ、と、いわれそうですね😓。フリー素材から拝借しました。防災も家...